大学生になったら自然と彼女ができて俺も童貞卒業だな、なんて甘い考えでいたら童貞卒業どころか彼女すらできずにもう卒業間近になってしまった俺。
そんな時、留年がかかった悪友のタカヒロにノートと引き換えに出会い系サイトをすすめられたのです。
目指せ!卒業前に脱童貞
「なあ頼むよ、ノート見せてくれ。卒業がヤバいんだよ」
「俺にメリットないだろ」
「お前童貞卒業したがってたよな、ノート見せてくれたら俺が出会い系サイトの攻略法教えてやるぞ」
「ほんとにそんなので脱童貞できるのか?」
「まあ任せとけって」
タカヒロはバカだが行動力は凄い男で、あっという間に出会い系サイトに登録して俺のプロフを作ってくれました。
「で女の子選びが肝心だな、お、お前の好きそうな子がいるぞ」
タカヒロが見つけたのは都内の私立大学で芸術系の学部に所属する22歳で俺と同い年のアリサちゃん。
「いや、メッセージがどうすればいいかわからん」
「よし、メッセージも任せとけ」
芸術系に興味があるという情報をもとにタカヒロの指導のもと上野で博物館デートを提案。
すると、「メッセージありがと、美術館に誘ってくれる人っておじさんばかりだったから新鮮。せっかくだしデートしよ」と即返信が来ました。
「俺の言った通りだろ、来週上野でデートしてそのまま鶯谷のホテルで脱童貞だ。気張って来いよ」
タカヒロに上手くのせられてデートが決まり、俺は女性との初デート当日、いや脱童貞当日を迎えたのでした。
女子大生とイチャララブエッチ
アリサちゃんはカトパン似でいかにも花の女子大生といった感じです。
腕の透けた黒のワンピースは恐らくブランド物でしょう。
ジーパンにシャツの俺が不釣り合いでちょっと恥ずかしい。
「アリサちゃんいい服着てるね」
「あ、これパパ活で買ってもらったんだ」
「パパ活・・・」
「出会い系もそれ目的、でもおじさんの相手疲れるんだよねえ。今日は久しぶりに同い年の男の子とデートだからすごく楽しみ」
そう言って俺の腕を取るアリサちゃん、近い、柔かい、いい匂い、エッチ。
「こうするとカップルみたいだよね」
もう可愛すぎます。
美術館でのデートは早々に切り上げいよいよホテルに入りました。
「じゃあ始めよっか」
慣れた手つきで俺の服を脱がせる彼女、時折乳首や下半身といった敏感な場所へのタッチを忘れません。
慣れてる彼女にされるがまま。
「キスは?」
「は、初めてです」
「いっぱいしよっか」
それは春のそよ風のように優しく僕の唇を撫ぜました。
気持ちいい、キスってこんなにいいんだ。
甘い唾液が口を覆いつくして俺は意識もうろう。
「シャワー浴びよ」
浴室に導かれるとまたキスの嵐。
しかも、ボディソープをたっぷりつけた手で身体中をまさぐられるおまけつき。
彼女の手が俺の息子に触れた瞬間、もう耐えられませんでした。
「あああで、でるーー」
まさかの暴発、脱童貞一歩手前でこんな醜態、情けない。
しかし、そんな俺のことも天使は見放しません。
「もう一度イチャイチャしよッ」
ベットの上で熱く抱擁し、頭をなでなでしながら三度のキスの嵐。
俺も完全復活です。
「いよいよ卒業だね」
「お願いします」
俺が上になり見つめ合いながら合体。
ああ、これがセックス、これが愛。
「凄くあったかい凄く気持ちい」
「そのままいっちゃおっか」
最後までラブラブキスしながら発射、脱童貞、生涯忘れることはないでしょう。
こうして、俺は脱童貞、タカヒロは無事卒業。
なんやかんや大学生活はハッピーエンドを迎えました。
学生のうちに脱童貞を果たせてホント良かった、今でもタカヒロに頭が上がらないのは悔しいですけどね。
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